レアルマドリードと39億円でスポンサー契約を結んだことが発表されたエミレーツ航空。
ドバイ国際空港を拠点に南極以外の大陸すべてに就航するしているが、
31日で成田-ドバイ319便のA380がラストになった(明日からB773にグレードダウン)。
うーむ乗る前に終わってしまったのは残念だ。今度行きたいアフリカ某所などさらにはリオまで同日乗継ができるのがエミレーツ。
成田には5つの航空会社が「空飛ぶホテル」A380を就航させているが、第2ターミナルを使用していたのはこのエミレーツだけ。
週明けの4日からいよいよ羽田-ドバイ便就航で、それぞれ近い時間帯に出発することから
東京発の客が分散される、そんな予測から機体がB773にグレードダウンする。
エミレーツはどんどん就航地を増やしてはいるが、ちゃんと目はあるようで
搭乗率9割近いという、どんだけ人気あるんねん!?という成田便だが
羽田便と合わせて東京発は客は増える、だから機体をダウンさせる、そんな計算するところはさすが。
ただし、羽田便には大きな欠点がある。
羽田では欧米便は日中のまともな時間に発着枠を得られないため
出発は午前1時30分出発、これは全然問題ないのだが
ドバイから来る便は午前0時に羽田に到着するのだ。
こんな時間についても空港出るころには終電もない。
海外では2時3時到着・出発は当たり前だが日本で24時間空港は数えるほどしかなく
それに対応する交通機関がないという不便。
ということでドバイから便は成田に集中することが予測される(17時到着)。
となると、帰りの便の搭乗率の高さから数ヶ月で成田便がA380に戻る可能性もある。
自分は乗る前に終わってしまったので、また復活よろしくである。
成田-ドバイ 22時出発の午前4時着
ドバイ-成田 午前3時出発の17時到着
羽田-ドバイ 午前1時30分出発の午前7時到着
ドバイ-羽田 午前9時半出発の午前0時到着
ちなみにエミレーツは、ドバイに行くためにだけ使われるのではなく
あくまで成田→ドバイ→パリ、羽田→ドバイ→カサブランカなど、第3国への乗り継ぎ需要である。
実際、ドバイまでは高いがそこから先へいく分にはかなりお手軽のなる。
海外旅行行ったことない人にはわかりにくいのだが、海外への行き方はパリならパリへの直行便と第3国で乗り継いで向かう2つの方法がある。
金額的には後者の方が安い、特に中央や東南アジアの航空会社を使うと大きな差が出る。
どうしてかは説明は省くが、実際、日系、エールフランスやブリティッシュエアーなどヨーロッパの直行便で行くより、中東経由で行くほうが格安、
だからエミレーツ、エティハド、カタールの中東の航空会社は人気がある。
オイルマネーを活かして日本やアメリカの航空会社以上に最新機体をどんどん導入。安全面も心配ない。
とにかく世界最大の旅客機A380を90機注文という、やることも世界一のエミレーツ、ここ観てる方も安く行きたいときに利用する機会増えるかもしれない