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モロッコを語る10-初回カサブランカ

Posted by on 2014年7月2日

ちょうど1ヶ月前のことを書く気がする。

添乗員さん、ガイドさんと共にこれから最終日まで移動に乗るバスへ向かった。

腹の出たガタイの良い男性ドライバー。実はこの方も添乗員さんのお友達。

なんと、全て顔見知りというメンツで実際このあとの行程はとてもスムーズに進む

すごいツアーになった。

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また、もう一人アシスタントで若いあんちゃん。

このバス会社では新人をアシスタントとして帯同させ、接客、観光地の情報、道路状況、カオスな街中の脱出法などを学び、

その後日本でいう二種免許を取得して、ドライバーとしてデビューする仕組み。

このあんちゃんも数年後にはモロッコの大地を駆け巡るバスドライバーになっているはずだ。

 

バスの外装はなかなかかっこいいが中は、狭い席、広い席いろいろある。

ツアー客18人しかいないのでひとりで2列は余裕。

 

さてバスから見るカサブランカの町並みは新鮮そのもの。

モロッコ最大の都市で人口350万人。北アフリカでもエジプトのカイロ(1500万人・世界第17位)と

アレキサンドリア(450万人)に次ぐ第3位だ。

そして、アフリカ有数の港湾都市だ。

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空港を出発して20分くらいするとこの謎の円形建造物と城壁が見えてきた。

この向こう側がメディナ別名旧市街だ。このあと行く各地の旧市街は世界遺産になっているところが多い。

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これが旧市街へのマラケシュ門。

ただ、添乗員さん、ガイドさんから言われたのがこの旧市街はとても治安が悪く、

特に夕方以降の時間帯は命の保障はないと。実際、地元の人でも夕方になると旧市街には近寄らないらしい。

カサブランカはアフリカ有数の港湾都市のため、パナマ船籍など多くの国籍の船が行き交い、

いわゆる気性の荒い人たちが旧市街の安い飲み屋にやってきて、アルコールが入った状態で危険な状態になると。

ホテルに着いた夕飯まで自由時間があったが、誰もここに入らず。

 

初日泊まったホテルが旧市街に近く、ちょっと周辺を散策してたら

2人の現地人に絡まれていきなり気分悪くなった。

初日からモロッコの洗礼を受ける羽目になってしまった。

 

夕飯はホテル内のレストランだったが、まあ証明設備に暗いこと。

これには理由があり、モロッコは山岳部にあるダムの水力発電で電気を作っているのだが

日本のように原発、火力発電所など発電施設がわんさかあるわけではないので

とても電気代が高いそうだ。添乗員さんもモロッコで勤務してたころ滞在1ヶ月目に、

日本と同じように使ってたらなんと4万円もかかったとか!ひやーーーだよな。

基本節電で廊下も部屋も薄暗かった。

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初日ホテルのレストランのおかず。全部食いきれなかった。

 

添乗員さんから言われたのは、できれば腹7分目くらいでおなかいっぱいまで食べないことだそうだ。

これがモロッコの暑さに備える手段の一つ。

というのも、モロッコ料理最初は合わず、胃袋が疲れてしまうのだ。

こんな状態でさらに暑さで疲れて、最悪急性胃腸炎になってしまうと。

カサブランカは海のそばで湿気はあるが地中海性気候で25℃くらいの涼しい気温だが

ここが最も涼しく、これから行くフェズやサルザガード、マラケシュは30℃、40℃。

ここでの添乗員さんの言葉が身に染みる出来事が数日後に起こる。

 

そんなわけで10話目でようやく初日の話が終わるという、

羽田を出発してCDG空港でのトランジット、カサブランカ到着。

次からはささっと進みます。

 

 

 

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