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モロッコを語る03-モロッコまでの行き方

Posted by on 2014年6月16日

日本からモロッコ、それどころか現在アフリカへの直行便はない。

去年までエジプト航空が成田と関空に週2便就航していたが、エジプトの革命以降ツアーが中止されて客足が遠のいたため運休。

ということで必ずどこかで乗り継いで向かう必要がある。

 

今回のエールフランスのパリ経由はオーソドックスの昔ながらの行き方なのだ。

というのも、パリからカサブランカやマラケシュは豊富な便で結ばれているからで、

今日本に就航している航空会社で唯一、その日の内にモロッコに到着できるのがエールフランス。

各都市からロイヤルエアモロッコが路線を引いているが、コードシェアしてるわけではないので

日本から行く場合に不便。

これが定番の行き方だったのが、ここ5年で2点大きく変化している。

 

まず一つ目がLCC。ヨーロッパにはライアンエアーイージージェットなど規模の大きな国際線のLCCがある。

このライアンエアーは世界最強のLCCとして有名だが、日本からヨーロッパの都市まで行って、

低価格でモロッコに入ることができる。ただし欠点があって、確かにパリやフランクフルト、ロンドンに就航しているが

シャルルドゴールやヒースローといった大型空港ではなくボーヴェ空港など、郊外の空港を使っているためいちいち移動しなければならない。

イージージェットは大型空港にも乗り入れているので、ライアンエアーよりはいいだろう。ただし現実的ではないしツアーでは絶対に組まれない。

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これがマラケシュで捉えたイージージェットのA320機。

 

もうひとつがヨーロッパツアーの定番である中東のエアラインで行く方法。

エミレーツ、エティハド、カタール、そしてトルコ航空もモロッコへ低価格で行くやり方だ。

実際、今回のエールフランスで行くツアーは安ツアーでは結構珍しい。

前も書いたとおり、あくまで羽田就航を記念した格安チケットで実現したもの。

ヨーロッパの航空会社は燃料費やらが高いのだ。

その点、中東の航空会社は燃料費はさほど変わらんけども、オイルマネーを活かした新機材投入と

実は徹底したコスト対策でヨーロッパ経由で行くより安さを実現。

 

実際、今回比較したツアーはカタール航空とトルコ航空を利用するもの。

カタールは今週の木曜に実は羽田に就航するのだ。

現在成田と関空に就航している。

中東エアラインでは最も安い価格になることで有名なカタール。

羽田-ドーハで行くツアーは、エールフランスよりなんと6万も安かったのだ

最初これで行くつもりだったが、仕事のスケジュールの都合で5月31日出発にした。

カタール航空にしたかったのは安さだけでなく、ボーイングB787機を使うのね。

しかもまだ納品間もない最新機種で、既存のB777シリーズよりもUSBの電源がついてたり

エンタテインメントが充実していたり、何よりまだ787シリーズは乗ったことが無いので今回乗ってみたかったのがある。

さらに5月27日からドーハ空港から4kmほど海に近づいたハマド国際空港に移転した。

ハマド空港は本来前年4月にオープン予定だったが、工期の遅れで1年も遅れた。

まだ、建設中で完成すれば世界最大のデカサを持つ空港になる。

そんなハマド空港にも行ってみたかった

 

あとトルコ航空を使うプランも、イスタンブール空港のラウンジに入りたかったという単純な理由で比較していた。

ただ、カタールもトルコも共通したデメリットがある。

それは羽田・成田を夜出発するのね。カタールは午前1時出発、トルコは午後10時半出発。

経由地のドーハとイスタンブールには早朝に到着して、乗り継いで午前中出発の便でカサブランカへ向かう。

到着が午後になり、それだけで2日間の観光時間を無駄にする。

さらにドーハ、イスタンブールに11時間かけて到着してなお、また6~8時間かけてカサブランカへ飛ぶ。

この点、エールフランスはパリからカサブランカまで2時間半である。

実際かつてバンコク経由で北欧に行ったが、あれはほんときつかった。

しかも自分は国際線ではほとんど眠れないので、長距離フライト2回やられた上に、一睡もせず観光スタート・・・これはきつい。

ということもあって、数少ない初日現地泊が可能なエールフランス早朝羽田便を選んだわけだ。

 

 

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