ピーチ遭遇

ピーチ252便に乗り合わせた件は別にまとめサイトを作成しました。

ここの本文は残しますが、詳細は以下へアクセスください。

http://isg252oka.jimdo.com/

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さて、驚きのニュースが飛び込んできた。

一歩間違えば、昨日のブログも書けなかったであろう。

昨日28日、自分が石垣から那覇への移動で搭乗したピーチMM252便、

たぶんニュースを見た人もいるだろう、実はあわや大惨事だったことが判明。

昨日も書いたとおり、那覇空港への着陸直前にゴーアラウンドして着陸をやり直していたのだが

着陸目前どころか7kmも手前だった。

着陸時、機長の勘違いで通常より手前で車輪を出し、低い高度を飛んでいたと。

そのままだと、滑走路に届かず海に突っ込むか滑走路に激突でわたくしはどうなっていたでしょう？

いろんな人から無事だったのか？怪我はないか？聞かれるのだが大きな揺れもなかったし、機内は至って平穏でした。

そのときの機内の様子を書くと、着陸態勢に入って自分は窓から外を見ていたが

那覇空港周辺は雨で低い雲がかかり、下はまったく見えない。

そんな中、11時45分ごろようやく雲の下に出て海がすぐ近くに見えた。那覇空港は海に面しているので、北南どちらの進入口から着陸しても海側になる。

だから【海が間近に見えた＝もう着陸かな？】こう我々は認識していた。そして突如ゴーアラウンド(着陸やり直しの急浮上)して「お？」みたいな感じになったのです。

このとき海まで75mまで迫っていたらしい。ウチら乗客は横の様子はわかるが前の様子はわからない。この機体にはモニタもスクリーンもないので、ANAやJALの大型機のような着陸の映像は映し出されないため状況はわからないのです。

このとき別に機内は悲鳴やらが起きたわけでもなく、むしろただでさえ15分以上遅れて石垣を離陸していたので、さらに遅れるのかという呆れた空気が流れていました。

俺も12時に到着ロビーで待ち合わせだったので、ゴーアラウンドの珍しさを感じつつもイラついていた。

なんせ人待たせてるわけですから。

これが252便の機内の様子。160人乗りに52人しか乗ってなかったのでガラガラ。

ゴーアラウンドしてすぐにチーフCAの方が、窓の外をちらっと見て

とりあえず「悪天候により離陸をやり直します」とまず一報。

そのあと、機長からの連絡が来たのだろう「10分後に着陸をやり直します」と我々に伝えた。

CAは落ち着いてたので、我々客はパニックにならずに済んだ。

ちょうど横目に那覇空港が見えたが、ピーチ以外も離発着に苦労してるんかな？と見てたけど

滑走路自体は視界は悪そうには見えなかったよ。

むしろ、手前一帯は雲で覆われた何も見えず、勘違いした可能性高い。

ずっと旋回して12時半ごろ、予定より45分近く遅れて今度は無事着陸。

この時点で遅れた理由の説明はなし。まあ、急いでたので「悪天候は仕方ないや」と、そのときは特に聞こうとも思わなかった。

そして今日のニュースで初めてあわや墜落と知ったわけです。

これが今回の機内での一部始終です。

自分は無事なので大丈夫だ。

くしゃくしゃになってしまったが、ピーチ252便の「記念」搭乗券。

いろんな航空会社を利用しているが、初のLCC利用で起きたこの事件。

Peachは関空が拠点なので、今後乗るとしたらまた那覇⇔石垣間であろう。

今回の事件が原因で乗りたくないとは思わないが、

それより那覇空港のLCCターミナルが結構不便、というかシャトルバス以外、移動の手段がなく

一般車は入ってこれないので迎えは国内線ターミナルで待たなければならない。

さらに、ANA→ピーチやその逆で乗り継ぐ場合は注意が移動でぎりぎりとなることが予想される。

そんなわけでゴーアラウンドと重大インシデントの2つのレアなケースに遭遇。

無事着陸はしたので良しとします。